北海道に行くならセイコーマートに寄るべき理由|地元民に愛されるローカルコンビニ

北海道の田園風景の中にあるセイコーマート店舗
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農業を調べていると、北海道の農家YouTubeや移住者の発信でセイコーマートという名前がよく出てくる。

最初はただのローカルコンビニだと思っていたのだけど、調べてみると北海道ではセブン-イレブンより店舗数が多い。しかも、そういうことが北海道の外ではあまり知られていない。

旅行や移住で北海道に行く前に、一度頭に入れておいた方がいいコンビニだと思う。

目次

北海道のコンビニは「4強」だった

本州ではセブン・ファミマ・ローソンの3強という感覚が普通だと思う。

でも北海道に行くと、オレンジのロゴをかなりの頻度で見かける。それがセイコーマート、通称セコマだ。

北海道の店舗数を並べるとこうなる。

チェーン北海道の店舗数(参考時点)
セイコーマート約1,094〜1,095店(2024年12月〜2025年7月)
セブン-イレブン約994店(2025年2月末)
ローソン約716店(2025年2月末)
ファミリーマート約246店(2025年6月末)

※各社公式・業界媒体より。時期により増減あり。

全国的に見るとセブン-イレブンが最大手だが、北海道ではセイコーマートの方が店舗数が多い。

しかもこの状況は一時的なものではなく、長年続いている。

農道にも、山間部にも、セコマはある

雪が降る北海道の街中にあるセイコーマート

なぜこれだけ多いのか。

理由のひとつは、セイコーマートが採算の出にくい地域にも出店を続けてきたことにある。

大手コンビニは人口規模のある都市部を優先することが多い。

一方でセイコーマートは、人口3,000人未満のエリアにも出店してきた。

北海道は広い。都市部を離れると、次のコンビニまで何十キロということも珍しくない。

そうした地域でもセイコーマートは営業を続けており、セコマグループの北海道における人口カバー率は99.8%とされている。
旅行や移住で地方部に入っても、セイコーマートだけは見かけることが多い。

ホットシェフという存在

セイコーマートの代名詞として、道民がよく挙げるのがホットシェフだ。

1994年に始まった店内調理ブランドで、店舗内のキッチンで調理した商品を販売している。

コンビニ弁当というより、小さな食堂に近い印象を受ける。定番はカツ丼と豚丼。

なかでもカツ丼は年間700万個売れる看板商品だ。

ほかにもフライドチキン、フライドポテト、おにぎりなどが並び、店舗によっては昼時になるとかなり売れているらしい。

北海道を訪れた人がホットシェフを食べて驚くという話もよく見かける。

セイコーマートは全体的に価格が安い

ホットシェフだけが人気なわけではない。

店内を見ていると、飲み物や惣菜、プライベートブランド商品まで価格が抑えられていることに気付く。

その象徴のひとつが、次に紹介するパスタだった。

100円パスタの話

もうひとつ触れておきたいのが、セコマのレンジ用パスタだ。

かつては100円で買えたことから「100円パスタ」と呼ばれてきた商品で、現在は物価上昇を経て税込138円前後になっている。

それでもカルボナーラやナポリタン、ミートソースなどが1食138円前後で販売されている。

「138円でカルボナーラが食べられるのか」と驚く人も多いと思う。

道民にとっては当たり前の光景なのかもしれないが、北海道外の人間からするとかなり印象に残る。

こうした価格帯を維持できる背景には、自社で製造や物流を持つセイコーマート独自の仕組みがあるようだ。
※価格は時期・店舗により変動します。最新情報は店頭でご確認ください

北海道に行ったら一度寄ってみてほしい

冬の北海道で営業するセイコーマート店舗

観光で北海道に行くと、ジンギスカンや海鮮、スープカレーなど有名なグルメに目が向く。

もちろんそれらも魅力的だ。
ただ、北海道の日常を少し覗いてみたいなら、セイコーマートに立ち寄ってみるのも面白いと思う。

ホットシェフのカツ丼か豚丼を買って、パスタを一つ追加する。

それでも昼食代は500円前後で収まる。

派手な観光スポットではない。

でも、地元の人が普段利用しているコンビニに入ると、その土地の暮らしが少しだけ見えてくる。

移住や就農を考えている人なら、なおさら一度見ておいて損はないと思う。

出典

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この記事を書いた人

会社員として働きながら、食・産地・地方・農業への解像度を少しずつ上げていく記録を発信しています。

直売所や地方の空気、食材、生産背景、新規就農について考えたことを中心にまとめています。

都市生活や暮らしの工夫については「Field Note Life」でも発信しています。

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