ラム肉が好きで調べているうちに、羊にも品種があり、部位によって味がかなり違うことを知った。
牛なら黒毛和牛やホルスタイン、豚ならブランド豚とそれぞれ違いがある。では羊はどうか。
今回は、「初めてラム肉を食べるなら何を選べばいいのか」という視点で整理してみる。
羊にも品種の違いがある
普段スーパーで売られているラム肉を見ると、品種まで意識することは少ない。
しかし羊にも肉用種や羊毛用種があり、それぞれ特徴が異なる。
ちなみに、日本で流通する羊肉のほとんどはオーストラリア産やニュージーランド産の輸入ラムだ。国産ラムは非常に少なく、スーパーで見かける機会もほとんどない。
| 品種 | 特徴 |
|---|---|
| サフォーク種 | 肉用羊の代表。旨味と脂の甘みが強い |
| ロムニー種・メリノ種 | 一般的な輸入ラム。クセが少なく食べやすい |
| サウスダウン種 | 希少。脂の甘みが強く高級ラムとして扱われる |
サフォーク種

サフォーク種は英国原産の肉用羊で、日本でも最も有名な肉用品種の一つだ。
国内の肉用羊の多くがサフォーク種で、北海道のブランドラムもこの品種が中心になっている。
味の特徴は、臭みが少なく、赤身の旨味と脂の甘みがしっかり感じられること。
羊肉に興味がある人が一度は食べてみたい品種だと思う。
ただし国産サフォークは流通量が少なく、価格も高めになる。
ロムニー種・メリノ種

スーパーや通販で見かける輸入ラムの多くは、このグループに含まれる。
オーストラリア産やニュージーランド産が中心で、比較的手頃な価格で購入できる。
品種による違いもあるが、実際には品種以上に「牧草肥育か穀物肥育か」の方が味へ与える影響は大きいと言われている。
ラム肉をお手ごろな値段で初めて食べるなら、まずはこのあたりから入る人が多いと思う。
サウスダウン種

サウスダウン種は希少品種で、国内ではほとんど流通していない。
脂の甘みが強く、柔らかい肉質が特徴とされている。
一般的なスーパーで見かけることはほぼなく、北海道の専門店や産直ルートで扱われることがある。
価格も高めだが、見かけたら一度試してみたい品種だ。
部位による違い
品種だけでなく、部位によっても味は大きく変わる。
| 部位 | 特徴 | 向いている料理 |
| 肩ロース | 脂と赤身のバランスが良い | ジンギスカン・焼肉 |
| ショルダー | コクが強い | カレー・煮込み |
| モモ | 赤身中心であっさり | ロースト・ステーキ |
| ラムチョップ | 骨付きロース | グリル・ソテー |
初めてなら肩ロースがおすすめ
最初に選ぶなら肩ロースが一番無難だと思う。
赤身と脂のバランスが良く、ラムらしい旨味も感じやすい。
ジンギスカンで使われることも多く、焼くだけでも十分おいしい。
羊肉に慣れていない人でも比較的食べやすい部位だ。
実際にブロックで買ったが、肉もやらかく適度に油がありおいしかった。

ラムチョップは特別な日に
ラムチョップは骨付きロースで、見た目も豪華だ。
ヨーロッパでは高級部位として扱われることが多い。
価格は高めだが、柔らかく食べやすい。
普段使いというより、外食や特別な日のごちそう向きだと思う。

初めて食べるならこの組み合わせ
安さと手に入りやすさを重視するなら、
- ロムニー種・メリノ種などの輸入ラム
- 肩ロース
がおすすめ。
一方で、
「せっかくなら良いラム肉を食べてみたい」
という人は、
- サフォーク種
- 肩ロース
を探してみると面白い。
国産サフォークはスーパーではほとんど見かけないため、産直サイトや専門店の方が見つけやすい。
まとめ
初めてなら輸入ラムの肩ロースから入るのが現実的だと思う。
慣れてきたらサフォーク種やラムチョップに広げると、同じラム肉でも印象がかなり変わる。
また、羊肉は品種だけでなく肥育方法によっても味が変わる。
まずは一度食べてみて、自分の好みを探してみるのがおすすめだ。

